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ADHD(注意欠陥/多動性障害)の症状 大人と子供で違う?

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ADHD(注意欠陥/多動性障害)は、Attention Deficit / Hyperactivity Disorderの略で、
不注意や衝動性を持つ症状の発達・行動障害の事を差します。
 
ここ数年でメディアなどでも良く取り上げられるようになり、表面上にもでてきた障害です。
 
主に子供の間での障害と思われている場合も多いですが、現代日本では約105万人がADHDであると推測されていて、
そういう性格なんだ、、と障害とは認識されず、見過ごされているパターンが非常に多いのも特徴の一つです。
 
集中力がなかったり、物忘れがひどい、掃除できないといった場合はADHDの可能性も否定できません。
特に小さなお子さんの場合、親もなかなか気付きにくい傾向にあります。
 
今回は日本ではまだまだ馴染みが薄いけど、海外では広く知られ理解されているADHD(注意欠陥/多動性障害)について調べてみることにしました。

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ADHD(注意欠陥/多動性障害)の症状

 
注意欠落
 
ADHDは知的障害や運動発達障害ではないのにも関わらず、集団生活や社会生活において不具合を生じる発達障害です。
 
主な特徴としては3種類に分かれています。
 
  • 注意散漫型
  •  
    ・物事に集中できない。
    ・何かしていても他の事に気を取られやすい。
    ・忘れっぽく、紛失物も多い。
    ・単調な作業が苦手
    ・勉強や仕事を持続できない。
     

  • 多動性型
  •  
    ・おしゃべりが止まらない。
    ・自分の事しかしゃべらない。
    ・着席時でも貧乏ゆすりや手が常に動いている。
    ・落ち着かず常にソワソワしてしまう。
    ・掃除ができない。してもすぐにぐちゃぐちゃになる。
    ・不眠症である。
     

  • 衝動性型
  •  
    ・人の話を最後まで聞けない。(人の話にすぐに割り込む)
    ・列に並んだり、順番を待てない。
    ・衝動的に人の悪口などを言ってしまう。
    ・衝動買いが多い。

などがあります。
 
ただ上記の内容は、誰しも1つや2つ当てはまる事も多いのではないでしょうか?
 
特に小さな子供が落ち着きがないのはごく当たり前なので、自分自身はもちろん、子供のADHDに気付かずに過ごしているという場合も多々あります。
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ADHD(注意欠陥/多動性障害)による大人と子供の症状の違い

 
基本的には、大人と子供での症状に大きな変化はありません。
 
ただ立場や周りの環境が違いますので、自分での感じ方や周りの人間の捉え方が変わってきます。
 

【子供の症状】

子供の場合年齢によって個人差が大きく、おしゃべりができる1歳半頃や歩き回る年齢になったり、集団行動をするようになる3、4歳になるまで現れないこともしばしばです。
 
子供で多い特徴が
 

・目を合わさない

・会話が成り立たない

・他の子供達と遊ばない

といった面があります。
 
ただ子供の場合はほとんどの子供が一時的に人見知りがひどくなったり、好奇心旺盛で落ち着きが無いので多動性が目立ったり、様々なものごとに注意が向くため注意散漫にみえる場合が多いです。
 
そのため症状の特徴はあるものの、診断基準ほどではないと判断されるいわゆる“グレーゾーン”の子供が多いのも特徴です。
 
子供という事もありほとんどの場合大目にみてもらえ、周りの注意やサポートを受けながら育っていくため自然と治る事もよくあります。
 
 

【大人の症状】

 
miss
 
大人の場合は子供のときのような多動性は治まるものの、注意散漫や不注意な言動・行動が目立つようになります。
 
また環境の変化によって、今まで許されてきた事が許してもらえない状況になるため、

・仕事や家事がまっとうにこなせない。
・ケアレスミスが異常に多い。
・仕事や家事を最後までやり遂げられない。
などの特徴が周りから許されなくなり、それがプレッシャーとなりどんどんとストレスを溜め込んでいきます。
そしてそこから気が付くと、うつ病になっていたという場合もあります。
 
発達障害は先天性のものであり、うつ病は後発的なものなので関連性は基本的にはないのですが、
ストレスなど精神的なものも関わってくるので、発達障害なのにうつ病と診断させる事もあります。
 
 
 

ADHD(注意欠陥/多動性障害)の治療について

 
ご自身やお子さんが、もしかしてADHD(注意欠陥/多動性障害)では?と心配なようでしたら、一度病院での診察を受けてみるのも、精神的負担を軽減するためにもよいと思います。
 
病院は小さなお子さんであれば小児神経科や小児発達神経科、小学生高学年以降であれば精神科に相談します。
 
そして、基本的に病院では脳波検査や観察診査を行います。
 
病院では脳内の神経伝達物質を改善する薬の処方を行う場合もありますが、
本人の生活改善方法や治療に向けた環境を整える方法、保護者の方が対処方法を学んだりと、どのように障害と付き合い治していくかという療育をサポートしてくれます。
 
一時的な回復を目指した薬に頼らず、この療育に力を入れている病院こそが信頼もあるといえますので、何件か病院を回りご自身が納得できる医院を選択することが大切です。
 
また、都道府県には発達障害支援センターと呼ばれる社会福祉法人、特定非営利活動法人が運営する専門機関があり、保健、医療はもちろん仕事や教育関連を支援し患者さんやそのご家族のサポートを行ってくれます。
 
 
ADHDは自分で理解することも大切ですが、周りの理解が重要になってきます。
 
ぜひADHDの方が周りにいる方は障害への理解を深める事がよりよい社会環境に繋がるので、少しでもケアやサポートを心がけていきたいですね。
 
 

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