Home » 病気・不調 » 回転性めまい(BPPV)の原因と治し方
回転性めまいの治し方

回転性めまい(BPPV)の原因と治し方

Pocket


家事をしている最中、立ち仕事をしている途中など中高年の女性に多く見られがちなめまい。
突然ぐるぐると回りだし、しばらくすると症状が収まるタイプのめまいでずっと原因がよくわかっていませんでしたが、
自分で予防対策をしたり、治せるかもしれないことがわかってきました。
今回はこの回転性めまい(BPPV)の原因から治し方までをみていきたいと思います。

.

治せるめまいって?

 
めまいにもいろんなタイプの症状がありますが、ここでとりあげるめまいは、めまいの中でも最も多い回転性めまいである良性発作性頭位めまい症(BPPV)です。
いろんなめまいの症状全体の約4割がこのタイプのめまいで、40代以降の女性では、男性の2~3倍も症状が起きやすいことがわかってきました。
 
 
 

回転性めまいの原因

 
めまい原因
 
回転性めまいは治せる症状と言われていますが、いったいなぜ起こるのでしょうか。
原因は内耳にある耳石(カルシウムの粒)の剥がれです。
耳石の破片が三半規管の中に落ちて動き回ることによって、感覚毛が刺激され脳が「揺れている」と感じてしまうのです。
 
耳石がなぜ剥がれるのかは、加齢や外部からの衝撃、昔の内耳の病気などが原因とされていますが、はっきりとは解明されていないのが実情です。
 
 
 

女性の方がめまいが多い?

 
特に閉経後の女性は、女性ホルモンの分泌低下によりカルシウムの吸収が悪くなります。
そのために耳石がもろくなり剥がれやすくなるため、骨密度の低い人や、激しいスポーツや事故で頭を強打したあともめまい症状は出やすくなります。
.

回転性めまい(BPPV)の治し方

 
めまいの急性期で吐き気や発作がひどい場合には、対処として薬で症状を押さえますが、基本的には剥がれた耳石を排出します。
剥がれた耳石は内耳の構造上、後半規管や外側半規管に入りやすいので頭を動かして排出します。
 
  • 家でできる寝返り運動
  • 寝返り運動とは三半規管の中におちてしまった耳石を耳石器に戻すように頭を動かしてあげることです。
    回転性めまいの予防や治療そして再発防止に有効です。

    1.仰向けに寝た状態で右側を向いて10秒保ちます。
    2.正面を向いて10秒保ちます。
    3.左側を向いて10秒保ちます。

    この一連の動作を1回につき10往復繰り返し、朝起きる前と夜寝る前に1日2回行います。
    首に痛みがある人は体ごと向きをかえるように動かしてあげればよいでしょう。
     

  • めまいに効くツボ
  •  
    めまいツボ
     
    めまいに効くツボとして、耳後ろにある骨の膨らみあたりの完骨と、
    後ろ髪の生え際あたりにあるくぼみにある天柱を気持ちいい程度に指で押して刺激するのも効果的です。
     

  • 規則正しい生活と運動
  •  
    運動をする
     
    自分でできるセルフケアとして、やはり規則正しい生活を送る事が大切です。
    そしてできるだけウォーキングなどの運動をして身体を動かす事で軽減される事が多いです。

 
 
 

回転性めまいではないかもしれない症状

 
寝返りをしたときや靴ひもを結ぶときなど頭を急に動かしたときに起こり、またその症状は1分以内くらいに治まれば回転性めまいの可能性が高いですが、
めまいに耳鳴りや難聴が伴えば、メニエール病や突発性難聴、外リンパ瘻(がいりんぱろう)などの疑いがあります。
めまいが起こった時になかなか症状が収まらなかったり、耳鳴りなどを感じるようであれば一度診てもらいましょう。
 
 
ぐるぐると回るめまいが突然おきたら何かの病気を疑ったり不安になりますが、まずは回転性めまいを疑って落ち着いて対処してみましょう。
また若いうちからのカルシウム摂取や適度に運動することは骨のためにはもちろん、耳石の剥がれ防止にもつながります

Pocket

.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

*