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暑気払い

【暑気払いの食べ物】熱中症対策に必要な栄養は?

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日本の夏はいつからこんなに熱帯に近くなったのか!
7月も半ばころには気温30℃を超す地域が広がり、避暑地と呼ばれる地域でも全く避暑地にならない状態です。
 
現在の日本の8月は連日30℃、いえ、35℃を超える日も少なくありません。
外出する際、また家にいる際にも熱中症対策が必要となりますが、食生活もしっかり考えていきたいものです。
「暑気払い」にいい食べ物を理解し、猛暑に負けない体づくりを心掛けていきましょう。

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暑気払いとは?

 
暑気払いというと、お父さんたちが「暑気払いにビールだ!!」「暑気払いの飲み会を開催しよう!」なんて言う時に効くことが多くなっていますが、
夏に冷たいビールをきゅーっと飲む!という行動だけが暑気払いじゃないですよ。
 
暑気払いというのは、
 
・暑い夏に体を冷やす効果がある食品類
・体を冷やすことのあるお薬、漢方
これらを利用し体に蓄積した熱気を取り払おうということで行う事を言います。
 
お父さんたちの希望する夏の冷たいビールも、お子様たちが飲む清涼飲料水なども暑気払いの飲み物です。
ただ「冷たい」もの以外にも、薬湯なども暑気払いの飲み物です。
 
江戸時代には枇杷や桃の葉を煎じた薬湯を飲むことが暑気払いとされていましたし、各地に、暖かい飲み物でも、体力回復、暑さに負けない体を作るための食品や飲み物がありました。
 
 
 

暑気払いの食べ物

 
日本には四季があります。
今は流通も保存という事に関しても、非常に高い技術がありますし、季節感のない野菜類などがスーパーに並んでいますので、何がどの季節の旬なのかわからないという方も多いでしょう。
でもその季節の旬の野菜や果物には、高い栄養素が含まれているんです。
 
  • 瓜類
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    ごーや
     
    夏の野菜というと、「瓜」という文字の野菜が多いという事がわかります。
    ・西瓜(すいか)
    ・苦瓜(にがうり・ゴーヤ)
    ・南瓜(かぼちゃ)
    ・胡瓜(きゅうり)
    これらはみんな夏賀春の野菜です。
    水分が多く利尿作用があり、夏に負けない体を作る栄養素の宝庫です。
     

  • 西瓜
  • ・カリウム・・・疲労回復効果、利尿作用、高血圧抑制
    ・βカロテン、リコピン・・・粘膜皮膚の健康保持、呼吸器系の保護、活性酸素抑制
    ・シトルリン・・・血圧抑制効果
     

  • 苦瓜
  • ・タンパク質・・・活性酸素抑制効果、血糖降下
    ・ビタミンC・・・疲労回復効果、夏バテ予防効果、美肌効果
    ・モモルデシン・・・血糖降下作用
    ・カロチン・・・がん予防、目の健康維持
     

  • 南瓜
  • ・βカロチン・・・抗発がん作用、呼吸器系統保護
    ・カリウム・・・利尿作用、疲労回復効果、高血圧抑制
    ・ビタミンC・・・疲労回復効果、夏バテ予防効果、美肌効果
     

  • 胡瓜
  • ・βカロチン・・・抗発がん作用、呼吸器系統保護
    ・カリウム・・・利尿作用、疲労回復効果、高血圧抑制
    ・ビタミンC・・・疲労回復効果、夏バテ予防効果、美肌効果
    ・体を冷やす効果があります。

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  • そうめん
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    そうめん
     
    夏場食欲がなくなってもつるっと食べられる食品としてそうめんがあります。
    そうめんだけでは栄養素的に問題がありますが、例えばモロヘイヤやオクラなどネバネバ系のものをだしつゆに入れて食べるといいでしょう。
     
    ・七夕の行事食でもあるそうめん
    そうめんは七夕の際に頂く食品でした。
    今はこうした行事自体忘れられていますが、節供(季節の変わり目の大切な日)に旬のものをいただくと無病息災で過ごせる、という事が言われていました。
    七夕の時期は暑くなる時期です。
    邪気を払い健康に生活して行けるようにという願いを込めて、千年も前から七夕の行事として行われてきたのです。
    そうめんも暑気払いの食べ物といえそうです。
     

  • アミノ酸たっぷりの甘酒
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    甘酒
     
    甘酒?というと、冬の寒い時期に体を温めるために飲む、という印象が強いのですが、江戸時代には「甘酒売り」がいて、暑気払いとして甘酒を飲むという習慣があったんだそうです。
    天秤棒に井戸水でひんやり冷えた甘酒が入っていて、冷たい飲み物などがない時代にはとても喜ばれていたそうです。
    実はこの甘酒、夏に飲んでほしい栄養素、成分の宝庫なんです。
     
    ・必須アミノ酸
    ・ブドウ糖
    ・オリゴ糖
    ・ビタミン類
     
    お米を発酵させる発酵食品である甘酒は「酒」という言葉が入っている飲み物ですが、実はノンアルコールです。
    この豊富な成分から『飲む点滴』と表現されることもあります。
    勿論、発酵食品ですから、お腹の調子を整えるという整腸作用もあります。
    今年の夏は暑気払いに甘酒もいいですね。
    冷たく冷やして飲むと飲みやすくて美味しいですよ。

 
 
 

冷たい物ばかりはNG

 
暑いのでついつい冷たい物ばかり食べてしまいますが、冷たい物ばかり食べていると胃腸に負担がかかりすぎ、お腹の調子を崩します。
日中は暑くて冷たいものを食べてしまいますが、夜はエアコンをかけた涼しい部屋で、暖かい食べ物を食べるのも夏を乗り切る体作りになります。
 
食欲がない、という方なら、暖かいそうめん、にゅうめんなどをいただくのもいいかもしれません。
玉子を解いて混ぜてもいいですし、トマト風味の洋風の味でも合いますよ。
内蔵の冷えは免疫力の低下につながりますので、1日に1度は温かいものを食べる習慣をつけましょう。

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