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ゲリラ豪雨

雷雨やゲリラ豪雨に遭遇したときの対策法

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夏になると休みを利用して家族や友達と一緒に旅行に出かける事が多くなる時期ですね。
でも海水浴場やキャンプの途中で突然の豪雨にみまわれ、びしょ濡れになったという経験はありませんか?
 
特に雷を伴った集中豪雨はたいへん危険です。雷は付近の山に落雷しただけでもパソコンやテレビなどの電化製品に重大なダメージを与えるほどの強烈
なエネルギーを持っています。もしも避難が遅れた場合には自らの生命を危険にさらす事にもなりかねません。
 
今回は旅先で急な天気の変化を雲で予測する方法と、もしも雷雨に遭遇した場合の対策法をご紹介します。

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雲で天気の変化を予測する

 
  • かさ雲(山の頂上を覆うようにできる雲)
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    かさ雲と雨
     
    昔から山の上に雲がかかっていたら雨が降ると言われますが、これは低気圧や前線の風によって地上の暖かく湿った空気が山の斜面を上昇し、水蒸気が
    凝縮されてできる雲で、低気圧の接近を意味しています。
     

  • 巻層雲(けんそううん)
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    巻層雲
     
    みなさんは太陽や月の周りに輪のような雲があるのを見た事がありませんか?この雲は巻層雲と言って温暖前線の接近に伴って出来る雲で、天気は下り坂に向かっています。
     

  • 積雲
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    積雲
     
    晴れた夏の日に良く見られるモコモコした綿菓子のような雲です。この雲が直接雨を降らせる事はありませんが暑い日が続くと雲が成長し、積乱雲となって
    夕立などの局地的な雨を降らせます。
     

  • 積乱雲(入道雲)
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    積乱雲
     
    入実はこの雲、発達を始めると激しい雨や雷を地上にもたらす大変危険な雲に豹変するのです。
    積乱雲は高温多湿な地上の空気が上昇気流によって押し上げられて形成されるもので、前線の活動が
    活発な時や台風が接近中の時など大気が不安定な場合に急激に発達します。
    近年、各地で発生する「ゲリラ豪雨」はこの積乱雲が原因ですが、発生の過程において都会から出されるエアコンの室外機の熱風もその要因の1つと考えら
    れていて人口的な要素が多分に含まれているので「ゲリラ豪雨」の予測は現在のところ不可能とされています。
    よって旅行中の空に積乱雲を発見したら注意深い観察を行ってください。

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アウトドアでの雷雨の対策法

 
アウトドア雷雨
 
  • 海で雷雨に遭遇した場合
  • 海で泳いでいる時に雷雨に遭遇した場合、急いで避難しようと岸に向かって泳いでも波の抵抗でなかなか前に進まないどころか逆に引き戻されてしまう事
    があります。
    これはその場所に「離岸流」が発生している証拠。「離岸流」とは遠浅の海によく見られ、砂地や岩場の突起した部分に波が当たると沖合いに
    向かって逆流する引き潮のような現象の事で、その流れにさからってはいけません。
    こんな時は冷静な判断で沖合いを横に泳ぎ、「離岸流」の流れから一旦離れてから岸に向かって泳いでください
     
    また浜辺で遊んでいる途中で雷雨に遭遇したら当然の事ですが近くの建物や車の中に避難してください。
    雷は金属というよりもむしろ避雷針のような突起物に落ちる事が多いため、何もない浜辺で立っていてはいけません。
    たとえ雨が降っていなくても雷の音が聞こえたらすぐにその場から避難してください
    その場所はすでに落雷の危険域に入っているからです。
     

  • 山で雷雨に遭遇した場合
  • 例えばキャンプ中に、空が雨雲に覆われ川の水量が増えて濁ってきたらすぐ間近に雨が迫っていると判断してください。特に高度の高い山岳部では天気の
    移り変わりが激しく、これくらいはいいだろうという甘い気持ちが、結果的に深刻な被害を引き起こす事は周知の通りです。
     
    ①川遊びや川辺での釣りを即座に中止し高台に避難する
    急激に増水した川の中洲に子供が取り残されて救助を待つ映像をテレビでご覧になった方もたくさんいると思いますが、あれはちょっした心の油断が引き起
    こした悲劇的な映像です。少しでも雨が落ちてきたら甘く考えずにすぐに川から避難してください。
     
    ②テントを高台に移動し回りに溝を掘る
    激しい雷雨が続くと川の水が溢れてすぐに設営しているテントに迫ってきます。まずはテントをなるべく高台に移動し中に水が入り込まないよう周りに溝を掘
    ってください。
     
    ③かまどを濡らさないようにシートを被せる
    火はもしもの時の大切なライフラインです。かまどは雨に濡れないようにシートを被せ、マッチやライターはしっかり保存してください。
     
    ④建物や車に避難し雷雨が通り過ぎるのを待つ
    激しい雨や雷から逃げるためにテントの中や木の下に避難するのはたいへん危険な行為です。雷は避雷針のように周りより高いものに落雷する性質があります。
    避難の際は建物の中で待つか、近くになければ車に逃げ込み絶対にドアノブなどの金属部に触れないようにして雷雨が通り過ぎるのを待ちましょう。

 
 
 

都会でゲリラ豪雨に遭遇した場合

 
ゲリラ豪雨対策"
 
都会の下水道はある程度の降水量でも許容できるよう設計されていますが、ゲリラ豪雨ように1時間に50ミリもの雨が長時間続くとマンホールのふたを水が
押し上げて道路に侵入するという異常な状況に陥ります。
 
地上の道路や地下鉄、地下街を歩行中の場合はすぐに近くのビルに逃げ込み、なるべく高層階に避難してください
また車を運転中の場合、無理に水が溜まった道路に侵入するのは大変危険です。
 
もしもマフラーの上まで水が達した場合、排気ガスの圧力より水が浸入する圧力が上回りエンジンが水に漬かって故障します。
最悪車が水溜りの中で停止した場合はすぐに脱出してください。
脱出のタイミングが遅れ水かさが増すと今度は脱出したくてもドアが開かなくなります。
いずれにしろ、豪雨の中での車の運転は危険ですので、災害情報サービスなどでゲリラ豪雨を認識した場合は、すぐに高台に車を止めて状況を把握するよう心がけてください。

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