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ロタウイルス

ロタウィルス(乳幼児嘔吐下痢症)の原因と症状 治療法まで

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秋から冬にかけて気温がぐっと変わります。
温度調節が難しく、特に乳幼児やお年寄りは免疫力が低下する季節なので、色々な病気に注意が必要です。
 
特に、乳幼児がいるご家庭で気を付けてほしいのが「ロタウイルス・乳幼児嘔吐下痢症」です。
冬季嘔吐症、嘔吐下痢症、白色便性下痢症とも言われるウイルス性の病気です。
 
秋、気温がぐっと下がる前に、この病気について理解しておきましょう。

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ロタウイルス下痢症とは

 
下痢
 
・ロタウイルスによる胃や腸への感染症
・免疫力が低い生後半年から2歳くらいまでにほとんどの乳幼児が経験する
・感染力が非常に強い
・秋から冬に多い
・乳幼児の冬季急性下痢症の約80%を占める
 
とても強い感染力を持っています。
免疫力が低い乳幼児は必ず1回はかかる病で、何度もかかる子がいます。
症状がかなり強く出るため、見ている方がつらくなります。
 
 
 

感染経路は?

 
・唾液、便などが手などにつきそれが経口感染する
・感染して1日から3日程度で下痢が始まる
・保育園などで集団感染することもある
・1週間程度便にウィルスが排出される
 
 
 

ロタウィルスの症状

 
・水溶性で多量、激しい下痢
・激しい嘔吐
・米のとぎ汁のような水様便
・1日に何度も下痢をする
・発熱はそれほど高くない(稀に38度代に行く場合も)
 
とにかく激しい嘔吐、下痢が連続します。
吐き気が止まずしかも下痢でお腹も痛くなるのでかなり急激な症状が襲う病気です。
熱はありませんが、下痢と嘔吐でかなり衰弱します。
 
 
 

症状が進行すると・・?

 
・激しく何度も水様便が出るのでお尻がただれる
・脱水症状
・電解質バランスを崩す
 
とにかく乳幼児は脱水が怖いです。
嘔吐があるため、水分も大量にあげてしまうと刺激となり吐いてしまいます。
 
少しずつ、赤ちゃん用のイオン飲料などを飲ませてください。
もし、お子さんが飲めるようなら柑橘系以外であれば何でも構いません。
口から水分を全く取れていないと感じたら医療機関で点滴などの処置が必要です。
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脱水の見分け方

 
・唇が乾燥している
・顔色が悪い
・ぐったりしている
・皮膚に張りが無くなっている
・おしっこの量が減っている
・お腹の張りが無くなる
 
こうした脱水の症状が出ていたら医療機関に早く連れて行きましょう。
脱水症状が長く続くと危険です。
脱水の症状がよくわかる場所が「目のまわり」です。
落ちくぼんでクマのように見える場合もあります。
 
また、脱水が進むと・・・・
 
・意識がはっきりしなくなる
・ひきつけをおこす
・唇が青くなる
・手足が冷たくなる
 
脱水が進んだ状態になったらいち早く医療機関へ、入院が必要なことも多いです。
 
 
 

治療方法は?

 
水分補給
 
・ウイルス性のものなので特効薬がない
・症状に対して治療を行う対処療法となる
・下痢止めの使用はダメ
・水分をこまめに取る、時に点滴が必要
・脱水が進んでいる場合入院となる事もある
 
症状に対してお薬を処方するなどの対処療法です。
もし水分が取れない、脱水の症状がみられるという事なら、夜間でも医療機関へ行き、治療してもらいましょう。
 
 
【お家での対応】
 
・下痢が激しくお尻がただれるのでぬるま湯で洗うなどの対応を
・水分を少しずつこまめに飲ませる
・吐き気があるので食事は無理にさせない
・飲んだ水分の量、おしっこの回数、嘔吐、下痢の回数を記録しておく
・脱水している場合は迷わず医療機関へ
 
水分量やおしっこ、下痢の回数などを記録しておくと治療に役立ちます。
お尻がただれやすいので、ごしごしこすらず洗ってあげるとただれが起きにくいです。
 
 
 

感染させないために

 
排泄物などからの経口感染がこのウイルスの特徴となります。
感染力が非常に強いウイルスなのでロタウイルスが流行っている時には赤ちゃん同士の接触をさせないようにします。
また、自分のお子さんが感染した可能性がある場合、他のお子さんに感染させない配慮を。
 
お世話をしていて大人も感染する事があります。
便や吐しゃ物を扱う際には、できれば使い捨て手袋などを利用して、感染しないようにすることが重要です。
おむつは紙おむつを利用し、布おむつの場合、熱湯消毒や漂白剤等につけてから、家族の洗濯物と別に洗うという事が必要です。
 
 
 

終わりに

 
乳幼児が下痢、嘔吐などを繰り返していると保護者の皆さんはびっくりしてしまうでしょうし、おろおろしてしまうかもしれません。
 
でも、お世話する人が感染してしまっては困ります。
お子さんの為にも、自分が感染しない注意を怠らないことがとても重要です。
 
またお子さんの様子をしっかり見ておくことも大切なことです。
症状が悪化した場合、迷わず医療機関を受診しましょう。
 

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