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風邪味覚障害

味がわからない!風邪による味覚障害の原因と対処法

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季節を問わずわたしたちの健康をおびやかすのが「風邪」ですよね。
「風邪症候群」と呼ばれるごく一般的な「かぜ」は、だるさ、ゾクゾクとする悪寒、せき、鼻水が止まらなくなったり、ひどいときには発熱、下痢など、その症状はさまざまで仕事をお休みせざるを得ないときも。
 
たかが「風邪」、されど「風邪」。
ところで「風邪をひいたな」と思ったときに「食べ物の味がまったくしなくなる」ことはありませんか?
 
味がしないどころか、いつもおいしく食べている食事も「まずい」と感じることさえあります。
これはいったい何が起きているのでしょうか?
そのメカニズムを検証してみましょう。

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ある時突如味がしない!

 
味しない
 
人間に備わった味覚には「甘さ、酸っぱさ、しょっぱさ、苦み、うま味」に加え、さらに詳細にとらえた体感に近い味覚である「辛み、渋み、こく、広がり、厚み」が存在します。
 
こってりしたラーメン、スパイシーなカレーライス、ジュージューと煙をたてて焼き上がるステーキなど、「大好きなものを食べること」は誰にとっても幸せに感じるひと時です。
 
ですから大好きなものであればあるほど、食べたときに「味がしない」のはとてもショックに感じる方が多いのも事実。
 
味を感じ辛くなると、濃厚な味付けの食事でも「まったくおいしく感じない」どころか「まずく感じる」ことも……。
この感覚こそが、風邪のときによく起こる「味覚障害」です。
 
 
 

味がしなくなる原因

 
味しない原因
 
  • 一時的な風味障害
  • 風味とは「口の中から鼻腔に抜けるときに嗅覚が刺激される」ときに起きます。
    ヒトは味覚と同時に「風味」を「おいしさ」として感じています。
     
    実は風邪を引いて鼻が詰まったのときに起きる「味がしない感覚」のほとんどが「風味障害」と呼ばれるもの。
    何を食べても味がしない、おいしくない、いつもと味が違う、甘さや辛さ以外の微妙な味がしない、などが風味障害です。
     

  • 嗅上皮(きゅうじょうひ)粘膜の炎症
  • 嗅上皮粘膜には「においを感じる」役目があります。
    この部分がかぜにより炎症を起こしていると「食べ物のにおいがしない嗅覚障害」が起き、味がしなくなる味覚障害の原因となります。
     

  • 舌にある「味蕾(みらい)」の減少
  • 舌の上にあるツブツブが味蕾(みらい)と呼ばれるものです。
    味蕾の寿命は約10日といわれていますが、口の中の極度の乾燥や刺激物ばかりを食べ続けていると味蕾の再生が間に合わなくなり、味覚障害へと発展する可能性大となります。
     

  • アレルギー性鼻炎
  • 花粉症を始め、アレルギー症状による鼻炎も食べ物の味がしなくなります。
    これはちょうど「鼻をつまんで食事をしたときにまったく味がしない」のと同じことが起きています。

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どれくらいで治る?

 
風邪が治ってくると同時に自然治癒します。
しかし風邪が治っても変わらず鼻づまりがあったり、嗅上皮粘膜の炎症がおさまっていない、また別の病気の場合、味覚障害が長引くことがあります。
 
 
 

受診はどこへ行けばいい?

 
基本的には「耳鼻咽喉科」がいいでしょう。
味覚障害は風邪以外の原因も考えられるため、風邪が完治しても治らない場合は、出来るだけ早めに専門医への受診をおすすめします。
 
 
 

おいしく食べて健康に

 
食事はただ食べればいいというのではありません。
「心からおいしい」と思えるためにはあらゆる条件を整えることも大切です。
「食事を摂る部屋の環境状態」や、「誰と食べるか」「空腹かどうか」まで、さまざまな要素が理想的になったとき初めて「心底おいしい」と満足でき、最高の食事となります。
 
味覚感覚がおかしくなった?と感じた方は、ぜひ早めに原因究明を含め受診するようにしてくださいね。

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